悠季の里:業務部客室係
2010年 新卒入社/三重県出身
学生の頃からずっと飲食店でアルバイトをしていて、接客サービスのプロになりたいと考えていました。接客のプロといえば、自分の中では「旅館の仲居さん」というイメージがあったので、接客サービスを基礎から勉強するためにこの仕事を選びました。いろいろ企業研究をした結果、男性でも仲居さんとして活躍できるという点と、お客さまの滞在中、一人のスタッフがずっと担当するという旅館の伝統的な「担当制のおもてなし」をしていたことに魅力を感じ、こちらへの入社を決断しました。
入社して4年間は客室係として毎年1000人以上のお客さまに接することで、希望通り接客のスキルをしっかり身に着けることができました。そして今は部署を異動し、フロント兼人事担当として新たな仕事にチャレンジしています。実はフロントへの異動は、接客係として身に着けたおもてなしを、担当のお客さまだけでなく旅館全体のお客さまにできるようにしたいという思いと、これまで学び得たものを新しいスタッフたちに伝えたいという思いもあって、自ら希望したことでもあったんです。社員の声にも積極的に耳を傾けてくれ、こういうことがしたいんですと希望を出せば、そのためにはこうしていけばという道筋を示してくれるので、新しいことにもチャレンジしていきやすいのもこの会社の魅力だと思います。旅館の仕事は奥が深く、仕事をしていると新しい目標がどんどんみえてきます。その目標に向かってステップアップしていく方法なども提案してくれるので、成長していく自分の姿がイメージしやすく、キャリアプランも描きやすいですね。
フロントでは館内全体のお客さまを担当することになるので、客室係の時よりも業務の幅が広がり、見えないところで働かせていただくことも多くなりました。旅館の顔とも言える部署なので責任も重く大変ですが、その分やりがいも大きいです。また人事関係の仕事としては、学生への会社説明会や施設見学会、面接の段取り、インターンの受入れなども担当しています。今は、毎年いろんな学生の方に会えるのが、すごく楽しみです。入社直後の新人教育なども担当できるので、こちらもやりがいのある仕事です。